投資初心者が楽してお金を増やせる!と海外投資をした結果

楽してお金を増やしたい!
そう思ったことありませんか?
恐らく多くの人が一度や二度、このように思ったことがあることでしょう。

私もそういう想いを抱いて、投資初心者時代にある海外投資案件に出資したことがあります。
そして、その原体験から今の投資スタイルと資産形成支援に結び付きました。

今回はそんな私が経験した海外投資案件と、そこから得た教訓についてお伝えします。

よくある、海外投資案件の内容

海外投資の案件は
月利2%確約
出資者を紹介するとその人数によって月利が上がる
という内容でした。

投資+ネットワークのスキームです。
当時は知りませんでしたが、よくある投資話のスキームです。
最近では、仮想通貨(暗号通貨)からみでこのスキームを使われているのが多いようです。

この投資話を持ちかけられた当初、怪しさ満載でしたが、
楽してお金を増やしたい!という威力は凄いもので、
こんなに簡単にお金を増やせるならやってみよう、と思い出資しました。

これは投資詐欺なのか?!

契約書もしっかりしてたので大丈夫かなと、ろくに調べもせずに
あくせく働いて貯めたお金をポーンと出資したわけです。

後で、知合いの投資家さんから教えてもらったのですが
このような投資話はたくさんあり、
訴訟にまで発展した例も少なくないそうです。
また、海外投資だと日本の警察は動けないので(スキームによりますが)
お金はほぼ返ってこないのだそうです。

私の出資案件も詐欺の可能性大だけれど
詐欺じゃなかったら、良い案件だね。
と励まし?を受けました。

幸い、約束されていた利回りは得られました。最初だけ!!
途中から法律うんぬんという話で
運用利益の支給が現金からポイント支給に変わりました。

海外投資の結末

そして、やってきました。その日が。

〇〇の理由により、早期償還することになりました。
ポイントの支給は何月まで、元本の払い戻しは、△△頃から順次行います。
という知らせのメールが送られてきました。

幸い、ポイントに移行した利回り分も現金で受取れましたが
待てど暮らせど元本の払い戻しは行われませんでした。
結果、利回りの良い出資どころか
過去最低の利回りの出資になりました。

海外投資でGoogle検索をすると
2番目に「海外投資 詐欺」が出てきます。
詐欺案件がどれほど多いかを、ここから伺うこともできます。

投資するなら、まず身に付けるもの

自分で判断できる投資知識があれば、詐欺まがいの話に乗らなかったでしょう。
出資する前にきちんと相談していれば、違った結果になったでしょう。

過去を悔いても何も始まりません。
失敗から何を学び、同じ失敗を繰り返さないことが重要です。

この経験から投資で成功するためには
金融知識を身に付けるのは当然として
聞いた話を自分の頭で判断できるようにならねばならない
と思いました。

この原体験があるから、
「これを買うと絶対に儲かります」
と言うことはありません。

そもそも、「絶対儲かります」や「絶対に上がります」
と言うのは、金融商品取引法に違反するので
このような表現を使っている人から、投資のアドバイスを受けたり
投資について学んだり、ましてや勧められた商品を購入するのは
私個人としてはお勧めしません。

まとめ

投資を活用してお金を増やす事は大賛成ですが、
楽してお金を増やすことと、投資をすることは全くの別物です。

投資で成功するためには
自分の頭で判断できるようになるのが必須です。
金融知識を身に付けるのも、周囲の人に相談するのも重要ですが、
最終的に決めるのは自分自身です。

甘い話には裏があることを肝に銘じて、みなさんも投資詐欺に引っ掛かりませんように!