〇〇PayといったQR決済が日本でもようやく広がりつつありますが、以前からあるクレジットカードのポイントや、Tポイントなどのポイントの活用もますます盛り上がっています。
これまでは貯まったポイントを次の買い物で使ったり、プレゼントと交換したりという使い方がほとんどでしたが、最近ではポイントを投資に回すポイント投資のサービスも増えてきました。
主にネット証券会社がサービスを提供しているのですが、コストパフォーマンス重視の若者の利用者を取り入れようと、投資によって貯まったポイントを再投資できる高コスパ運用を狙えるものもあります。
今回は大手ネット証券会社が提供しているポイント投資サービスについて、その概要をお届けします。
もくじ
SBI証券
SBI証券は今年7月から、Tポイントを使って商品を購入できたり、商品の買い付けの際にTポイントが貯まるサービスを始めました。
Tポイントで投資
Tポイントは1ポイント1円分として、商品買い付け時に利用可能です。
全額ポイント支払いでも、一部のみポイント支払いでも、どちらでも選択できます。
Tポイントを利用する際に、上限も下限もないので、ポイントが少ししか貯まってない人でも気軽に利用することができます。
注意点はジュニアNISA口座内での買い付けでは使用できません。
投資でTポイントを貯める
資産運用でお金を増やすとの同時に、ポイントを貯めることもできます。
ポイントの獲得率はこちらです。
投資信託 | 運用金額に応じて、年率0.1%または0.2%分 |
国内株式 | 1ヶ月分の売買手数料の1.1%分 |
金・プラチナ・銀 | 1ヶ月分の取引手数料および積立購入手数料の1.0%分 |
Tポイントを貯めるためには、あらかじめ「SBI証券Tポイントサービス」に申込む必要があるので、手続きし忘れないようご注意下さい。
楽天証券
楽天証券では、楽天カードを始め、クレジットカードの使用によって貯まった楽天スーパーポイントを使い投資をすることができます。
楽天ポイントで投資
楽天ポイントを使って、100円分から投資信託の積立投資ができます。
ポイントは1ポイント1円と換算されます。
ポイントが100ポイントなくても、1ポイント+99円と現金と組み合わせて使用でき、一般・特定口座はもちろん、NISAやつみたてNISAでもこのポイント投資は利用できます。
特に、投資信託の積立運用で利用できるので、最初に一度設定してしまえば、その後は自動的にポイントを使って積立運用が進められるので便利です。
仮にポイントがなくなれば、その分を現金が補填するため、お金が足りなくて積立できなかったという事態にはならず、安心です。
デメリットとしては、楽天ポイントを使って購入できるのが投資信託に限られている点です。個別株や金やプラチナといった商品を運用する際は、従来通り現金のみの購入になります。
楽天証券のポイント投資の特徴は、楽天グループでお得にポイントが貯まる様々なサービスを展開していることです。楽天経済圏にはまることにはなりますが、よりお得にポイントを貯めて、投資に回し、さらにポイントを貯めるというポイント投資の循環を加速させたい方は、他のサービスも掛け合わせて活用されてみてはいかがでしょうか。
サービスの詳細はこちらから確認いただけます。
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/campaign/spu/
投資で楽天ポイントを貯める
取引に応じて楽天ポイントを貯めることができます。
ポイントの獲得率はこちらです。
投資信託 | 楽天カード決済での積立の場合、100円の買い付きにつき1ポイント ※5万円/月が上限 |
株式 | 取引手数料の1%分(超割コースのみ) ※超割コースの大口優遇を達成すると2%分 |
松井証券
松井証券提携のクレジットカードの利用によって貯まったポイントを投資にあてることができます。自動積立設定をしておくと、100ポイント貯まると1ポイント1円換算で、月1回投資信託を自動で積立てくれます。
ポイントの失効を防ぎ、有効的に資産形成ができます。
注意点は、積立投資できる商品が限られていること。
NISA、ジュニアNISA、つみたてNISAは対象外なことです。
マネックス証券
マネックスポイントを貯める
商品の購入や保有に応じてマネックスポイントを貯めることができます。
ポイントの獲得率はこちらです。
投資信託 | 購入手数料の1.5%分 毎月の保有金額の年率0.08%分 |
株式 | 売買手数料の片道分相当のポイント もしくは月間売買手数料の半額相当のポイント |
マネックスポイントを使う
株式売買手数料にポイントを使うことができます。
ポイントは1ポイント1円と換算されます。
マネックスポイントは、航空会社のマイルや他社ポイントなど、様々なポイントサービスと交換できるのが特徴です。ポイントを暗号通貨とも交換できるのは、Coincheckをグループ会社に抱えているマネックス証券ならではのサービスですね。
参照:https://info.monex.co.jp/service/point/use/index.html
まとめ
提供している証券会社によってサービスの差はあれども、いずれもお得に投資できるサービスばかりです。
NISAやつみたてNISAなどがサービス外のところもあるという点には注意しつつ、高コスパなポイント投資を積極的に活用してみてはいかがでしょうか。
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