資産形成コンサルというと
「投資ですか?」
と、たまに聞かれます。
投資以外での資産形成って何があるのでしょう?
そんな疑問に対する答えを考えてみました。
もくじ
資産形成のベビーステップ
資産形成とは、資産を作り、増やし続けることを指します。
資産には
有形資産(=お金)と
無形資産(=資格や経験、人脈などお金以外)
の2つがあります。
つまり、投資以外にもお金を増やす方法がないか考えたり、
今より経験や人脈を増やすことを考えるのも、
資産形成のベビーステップ(簡単にできる小さな一歩)です。
いろんなアイデアを考えるだけなら、誰でも簡単に
資産形成のベビーステップを始められますよね。
キャッシュポイントを増やす
お金を増やす方法にはどんなものがあるでしょうか?
昇給?転職?副業?
ポイントはキャッシュポイントを増やすことです。
つまり、副業が一番、資産形成をするのに適した方法です。
本業とは別に収入があるので、 キャッシュポイントの純増です。
会社員の場合、若手社員が月の手取り収入を1万円アップするのは
完全成果報酬制でない限り、なかなか難しいという現実があります。
役職について大幅に昇給という場合も、もちろんあるでしょう。
既にあるキャッシュポイントが大きくなり
それにプラスして副業のキャッシュポイントが追加され
有形資産が大きく増えます。
一方で、昇進による昇給の場合、
昇給額より税金の増額分が大きくなるため、
手取りは逆に少なくなるというケースも少なくないため注意が必要です。
ダブルでおいしい資産形成
副業によって、有形資産が増えるとお伝えしましたが、
同時に無形資産も増やすことができます。
副業するための新しい知識が身に付き、
自分の力で売上を上げるという経験を積むからです。
人によっては、新たな知識を得るために、学びの場に通うかもしれません。
そうすると、そこで新たな人脈も築かれます。
副業は、純粋に有形資産(お金)が増えるのと同時に
経験や人脈という無形資産も増える
資産形成にとっても適したものです。
副業の響きがちょっと・・・と思う方は、
1つの“仕事”のみに従事するのではなく、同時に複数の仕事にたずさわる働き方の
マルチワーク(多業)と考えてみてはいかがでしょうか。
2006年に国土審議会計画部会ライフスタイル・生活専門委員会が行った調査では
20代から60代までの1万人のうち約13%もの人が多業をしており、
現在の非多業者のうち、将来、多業したいと回答した人は、約25%となりました。
詳しくはこちら参照
上記は少し古い調査結果なので、今ではもっと多くの人が多業に携わり
着々と資産を形成していることでしょう。
まとめ
資産形成というと難しく考える方もいらっしゃいますが、ポイントは
1.キャッシュポイントを増やして、収入を増やす
2.キャッシュポイントを増やすため副業を活用する
3.副業によって、同時に無形資産も増やす
です。
そして、この1.で増えたお金をさらに増やすために投資を活用するのが
一番効率的な資産形成の方法だと思います。