自己分析に悩んだら、まず○○を明確にする

「好きなことを仕事にする」や「強みを活かして仕事をする」
ということが言われて久しいです。

みなさんは好きなことを仕事にできていますか?
強みを活かせていますか?
自分の強みを把握されていますか?

自分の好きなことや強みは
意外と自分で正しく把握していない場合が多いです。
ズレた自己分析をしてしまっているということですね。

今回は自分の本当の「好き」と「強み」を知るための
簡単にできる自己分析のコツをお伝えします。

自己分析は価値観の明確化から始まる

「好き」と「強み」のベースになっているものは、自分の価値観です。
ここでいう価値観には優先体系があり、
第一の価値観、第二の価値観・・・と順位付けができます。
そして、上位の価値観を満たすほどに、「好き」と「強み」の要素が強まります。
(この繋がりについては、別の記事で紹介したいと思います。)

価値観を見つける方法は
1. 毎月最もお金を使っているものは何ですか
2. 1日24時間のうち最も時間を使っているものは何ですか(睡眠は除きます)
3. 自分の身の回りの空間を最も占めているものは何ですか

この3つの質問に答えることです。
それだけで自分の価値観が見えてきます!

この時のポイントは
主観ではなく客観的に考えることです。

例えば、毎月「外食費」の支出が一番多いのに
食事は大したことがないからと除く人がいます。
これでは客観的な分析からズレてしまいます。

この分析をする時は
「大したことがない」というような主観での判断は一切不要です。

価値観は潜在意識が知っている

好きなことや強みの基になる価値観は潜在意識に基づいています。

私たちの意識は潜在意識と顕在意識の2種類があり、
潜在意識が97%も占めています。
つまり、私たちの行動のほとんどは
潜在意識から来ている、と言えます。

潜在意識=無意識で大切だと思って取っている行動を
あとから顕在意識=主観を基に考えると
本当に大切だと思っていることの分析がズレてしまいます。

「好き」だと思っていたことを仕事にしてみたものの
なんだかしっくりこないという方は
主観的に考えて「好き」を見つけている可能性があります。

自己分析が上手くいかないのも
主観的に考え、知らず知らずのうちに
「自分とはこうあるべき」、「こういう人間のはずだ」
と思っていることが原因の一つです。

他人の行動記録を分析する、という感覚で行うと
客観的に考えやすくなるかもしれません。

自己分析の答えは「なぜ」の先にある

上記3つの質問の答えが出ると
最後になぜそれなのかと、「なぜ」を深掘りします。

・なぜ外食をするのか?
⇒友達と一緒に食事をするのが好きだから

・なぜ友達と食事をするのが好きなのか?
⇒食事をしながらいろいろ話をすることで、仲を深められるから

というように、「仲を深める」「人との付き合い」を大切にしている
という価値観が現れます。

この「なぜ」の深掘りは、
もうこれ以上答えが出ない、もしくは表現は違えど言っていることは同じ
とう状況になるまで繰り返します。

「なぜ」の先に、あなたの価値観があります。
そして、価値観を満たすものが、
「好きなこと」であり「強み」になるのです。

まとめ

いろんな自己分析の方法がありますが、
自分が好きなものは・・・と主観的に考えると
自分の本当の価値観からズレた答えが出る可能性があります。

自分の強みなどは、普段の行動に既に現れています。
無意識の行動なのでそれに気が付いていないだけです。

今回ご紹介した3つの質問に客観的に答えて「なぜ」を深掘りし
本当の自分が分かる自己分析に役立ててください。

 

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キャリア×資産形成コンサルタント 澤田りよ 人々の経済的自立を支援するという理念のもと、 「キャリア」と「資産形成」の2つの軸を築き、自分らしい人生を生きるための支援を行っている。 国内メーカーに新卒入社し、億単位の国際入札案件を担当。転職先の外資メーカーでは、2年連続社内トップの昇給を達成し、2017年独立。 また、自身のお金との付き合い方を見直し、自分に合った投資スタイルを身につけ年利35%で運用中。 キャリアアップや投資での成功のどちらかだけに偏らず、両方を同時に実現しつつプライペートも充実させる 『ONは仕事、OFFは投資 ダブルで一生稼げる大人の人生マネジメント塾』を大阪、東京の2都市で主宰。 これまで65名のキャリアと資産の形成を支援し 望む形での転職の達成や、給料20%アップ 投資初心者でも年利10%運用を実現するなどの 成果を出す受講生を輩出している。

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